ホテルステイが思い出になる
沖縄に初めてできたビーチリゾートホテル「ムーンビーチホテル」、その誕生は1975年。
歴史あるホテルは、古き良きものはそのまま、2022年に「ザ・ムーンビーチ ミュージアムリゾート」に生まれ変わりました。
立派なガジュマルに迎えられ、木々のトンネルを抜けると、広々としたエントランスに、海外のリゾートホテルのような開放感。
今回、ホテルに滞在する時間を充実させたいと思い、専用のクラブラウンジや様々なゲストサービスを受けられる、レジデンスクラブを利用しました。
あいにく通常のクラブラウンジは改修中でしたが、ラウンジ・バー「ラナイ」を代わりに専用利用でき、そちらでゆったりとチェックイン。
チェックインを済ませ、抜けるような青空の下、植物が生い茂る回廊を進み、部屋の扉を開けると、窓一面の真っ青な海と空。
宿泊した「クラブラグジュアリールーム」は全室オーシャンビューで、バルコニーも広々として、ゆったりと海を満喫。
室内はベッド2台、ソファやカウチを置いても十分なゆとりのある空間で、小上がりの和室スペースに荷物を広げることもできました。
ブラインドを開けて海を望める洗面台には、洗顔フォームやローションのサービスがあり、水回りは通路にも1ヶ所。バス、トイレも申し分なし。
肌心地のいい室内着に、ビーチや館内散策にちょうどいいスリッパ。エスプレッソコーヒーメーカーやミネラルウォーターなど、アメニティも充実。
館内外には、ハイビスカスやブーゲンビリアなどの花々が咲き、吹き抜け階段の周囲を囲うカーテンは圧巻。降り注ぐ日の光と緑に癒されます。
クラブラウンジでは、朝はモーニングサービス(7:30〜10:00)にパン、シリアルやサラダ、ドリンク(7:30〜20:00)は終日フリーで提供されています。
昼はケーキやフルーツのスナックサービス(14:00〜20:00)、夜はアペリティフサービス(17:30〜20:00)として、オードブルやアルコールを楽しめます。
朝食会場は2ヶ所あり、オールデイダイニング「コラーロ」は、目の前でシェフが料理を作るオープンキッチンのあるパノラマビュー。
和食・洋食・中華に加えて、沖縄料理をビュッフェスタイルで堪能でき、お腹いっぱい。朝から贅沢にスパークリングワインをいただくこともできます。
落ち着いた雰囲気の和琉料理「ゆらぎ月」では、御膳で食事をいただくことができました。焼き鮭や玉子焼きという定番の朝ご飯にホッとします。
館内ショップは、品揃え豊富。ゼネラルショップ「マハロ」には、やちむんの皿やコップ、琉球漆器にシーサー、お菓子やジュース類も置いてありました。
世界各地からセレクトしたという品々が並ぶ「ザ・ムーンブティック」には、異国情緒を感じる南国らしいアイテムに、見ているだけで心がときめきます。
他にも大浴場や温水プールがあったり、随所にアートが飾られていたりと、館内の施設がとても充実しているので、散策するのがとても楽しいホテルです。
滞在中、ほとんど観光には出かけませんでしたが、クラブラウンジ付きのお部屋にしたことで、ホテルでたくさんの思い出ができました。
沖縄リゾートの歴史に触れ、海と空、緑に思いっきり癒される老舗ホテル。気持ちいい風を感じに、ぜひ「ザ・ムーンビーチ ミュージアムリゾート」へ。